省エネ設備を導入する費用は、自己資金とリースの2通りあります。それぞれにメリット・デメリットがあるのでポイントを確認し、補助金と合わせて全体でプラスとなる方法を選びましょう。
自己資金の大きなメリットは、リースと違い利子を払う必要がないことです。リースはリース期間が終わるまで設備の所有はリース会社。リース会社に設備のリース料と利子を払い続けることになります。
一方、自己資金は一括で省エネ設備を購入するため、すぐに省エネ設備が会社所有となり、導入した時から所有権を持つことができます。このため自己資金は、リース料や利子を払っていく必要がなく、導入した翌年から光熱費の削減分についてすべてが会社の利益。
このことから、自己資金は設備導入の翌年から省エネによる大きな利益を得られることになります。
自己資金は、省エネ設備の購入を分割にしないで一括で購入する方法です。初期投資のための費用がリースに比べて大きく、補助金のサポート以外はすべて自社で賄う必要があります。
このため最初に多額の費用を準備できないのであれば、金融機関から融資を受けることも必要。自己資金は、リースに比べて初期投資のための費用が大きくなるのが大きなデメリットです。
さらに最初に多額の費用を投入したにもかかわらず、省エネ率が達成できないこともあります。この場合、単年度でみると赤字になり、利益が出るまで年数がかかる可能性もあります。
また融資を受けて一括購入したなら、利益が出ないまま金融機関に利子を払い続けることもあるため、省エネ率や利益について慎重に検討する必要があります。
リースのメリットは、大きな初期投資が必要ないということです。省エネ補助金が得られたなら初期投資コストを省エネ補助金で補い、リース期間で残金を分割支払いしていきます。リース中の所有権はリース会社となりますが、省エネ設備自体は自由に使うことができます。
またリースは利益が出る期間を計画して支払い金額・期間を決めることが可能。リース期間が終われば所有権を持てることから一般的な分割払いと大差なく、自己資金の一括払いで予想外の失敗をしたくない場合に良い支払い方法です。
リースの大きなデメリットは利子がかかることです。リースでは設備のリース期間が終わるまで返済の利子を払う必要が出てくるため、リース期間が長引くほど利子の支払いが多く発生し、トータルでの費用がかさんでしまうことになります
このため、リースでは省エネで削減した光熱費がすべて利益になるまでに数年かかることもあります。遅くても省エネ率が達成できれば良いのですが、省エネがうまくいかないなら利益も生まれず、そのままリース料と利子を払い続けることになります。
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(※2:補助金採択実績:222件 ※2023年12月現在の法人向け省エネ・再エネ補助金採択件数)
エコ・プラン:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位30社の内、エネマネ事業者に該当し、サイト内に「採択件数」と「過去に採択された実績のある補助金の情報」が記載されている
※3:エネルギーの計測や見える化等の機能を備えた設備
※4:2024年3月時点