介護施設は、高齢化社会によって年々増加傾向です。昼夜を問わず電力を消費する施設なので、エネルギー消費に関する課題はたくさんあります。ここでは介護施設のエネルギー消費の特徴や実施するべき省エネ対策を紹介します。
介護施設は、時間帯問わず電力消費が多い施設です。通所型の介護施設であれば、夜間や早朝といった利用者がいない時間は電力を削減できます。一方で、入所型の介護施設の場合は、時間帯関係なく常に電力を消費し続けています。
日中は利用者が心地よい状態で過ごせるように、エアコンや照明を利用します。また就寝時間になっても、夜勤スタッフがいるスペースは電力を消費。利用者に合わせて時間帯問わず照明をつけたりエアコンを稼働させたりするため、24時間365日、常に電力は必要です。
介護施設の多くは、通所型・入所型問わず浴室があります。利用者が浴室を利用するために、毎回お湯はりをしたりシャワーを使ったりします。給湯には、多くの電気やガスを使用します。介護施設で消費するエネルギーの中でも、給湯で発生するエネルギー量は多いのが現状です。
設備が老朽化すると、稼働させるために無駄な電力を消費してしまいます。世間でお省エネの話題が注目され、省エネ効果の高い設備も続々登場しています。
電力の無駄を防ぐために、老朽化設備は入れ替えを検討しましょう。初期投資は必要ですが、長い目で見ると省エネ効果が高く、費用削減にも効果的です。
特に、給湯による電力消費を抑えるために、効率の高い給湯器の採用がおすすめです。エコキュートやエコジョーズなどを使うと、効率的に電力消費量が抑えられます。
介護施設がどれだけ省エネに取り組んでいても、利用者の協力を得なければなかなか効果が出ません。そこで、居室などでの省エネ協力を全体に呼びかけてみましょう。
点灯時間や消灯時間を決める、空調の使用ルールを決めるなどして、利用者にも協力してもらえるような働きかけが必要です。
ただし、省エネを求めるあまりに利用者に無理を強いるのは危険です。無理な省エネ対策によって、健康に害を及ぼしたり、利用者が不快な思いをしたりしないように気を付けてください。無理のない範囲で呼びかけることを心がけましょう。
また利用者のみならず、利用者の家族にも説明が必要です。
介護施設は、高齢者の健康を守るために多くのエネルギーを消費します。高齢化社会に突入した日本では、介護施設も増加しておりエネルギー消費量も増加の一途をたどっています。
できる対策としては、使用している設備の入れ替えや、利用者への省エネ協力を働き掛けることです。まずは利用者がどんな環境であれば心地よく過ごせるかを把握し、必要以上に消費している分はできる限りなくせるように取り組んでいきましょう。
以下ページでは、省エネトピックをまとめて紹介しています。省エネへの取り組みを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
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※3:エネルギーの計測や見える化等の機能を備えた設備
※4:2024年3月時点