学校では、日々さまざまなエネルギーを消費しながら教育を行っています。教育機関である学校が省エネ対策を行うことは、将来を担う子どもたちの省エネ意識を高めることにもつながるでしょう。本記事では、学校の省エネ対策について解説します。
公立の小中学校や高等学校では、まだ教室に空調設備が整っていないケースも見られます。教室に空調設備がない学校では、消費電力の約9割が照明関係です。省エネには照明への対策が有効といえるでしょう。
参照元:(pdf)愛知県(https://kankyojoho.pref.aichi.jp/DownLoad/DownLoad/09_gakkou.pdf)
小中学校、高等学校とは異なり、ほとんどの大学で全館空調が導入されています。そのため、消費電力に占める空調の割合は増加傾向です。空調の消費に関する対策が重要になるでしょう。また、理科系の大学では、研究設備やOA機器の消費も多くなっています。
24時間365日電力を消費する病院やホテルと比べて、学校は消費時間帯が限られているのが特徴です。電力を使用するのは授業のある日中の時間帯だけなので、使用時間は比較的短いといえるでしょう。ただ、児童・生徒が教室を移動する関係で、使用する教室は複数にわたり、教室を使用する時間は多様であるといえます。
小中学校、高等学校では照明が消費エネルギーの大きな割合を占めている分、照明の対策を行うことが有効です。1教室に付いている照明の数が多いので、点灯しっぱなしにするとその分電力を使ってしまいます。教室を出るときは電気を消すというのを、教師・生徒間で徹底することが大切です。また、照明が汚れていると電力効率が落ちるため、こまめに掃除することも有効でしょう。
グリーンカーテンとは、つる性の植物で建物の窓や壁を覆い、夏の日差しを和らげるなどの効果が期待できる省エネにつながる自然のカーテンです。小学校などで設置されているのを見たことがある方は多いのではないでしょうか。夏前に、ゴーヤやアサガオなどの植物を育てると、生い茂った葉が直射日光を遮ってくれるほか、窓ガラスにこもった熱が室内を温めるのを防いでくれます。地球温暖化で、毎年体温以上の最高気温が記録される中、小中学校でも空調設備を導入する学校が増えています。グリーンカーテンを設置することで、エアコンの設定温度を抑え、省エネにつなげていきましょう。
冷房は28度に設定すると省エネ効果があると聞きますが、実際28度にすると暑いと感じる方も多いのではないでしょうか。学校で教室内が暑いと勉強に集中できないほか、熱中症の危険性も高まります。そんな時は、冷房と扇風機・サーキュレーターを併用しましょう。扇風機やサーキュレーターの風を天井へ向けることで空気が上から下に循環し、体感温度を下げる効果が期待できます。
学校の省エネ対策について解説してきました。小中学校や高等学校の消費電力は、照明の割合が大きいので、こまめに照明を消すことや、掃除をするなどの対策が効果的です。また、ほとんどの大学で全館空調が導入されているほか、小中学校でもエアコンの設置が進んでいます。夏場は、エアコンの設定温度を下げる前に、扇風機やサーキュレーターを併用して体感温度を下げましょう。
以下のホームページでは、省エネ関連の幅広い情報を発信しています。省エネ対策として活用できる補助金制度もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
採択率・採択数が多い省エネ補助金コンサルティング会社
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【選定条件】
豊国エコソリューションズ:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に
公式HPが表示された上位30社、「補助金申請のサポート」、「省エネ計画の立案」の両方に対応しており、採択実績・採択率が唯一記載されている(※1:採択率94% 平成28~令和2年9月時点)
みずほ東芝リース:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 リース」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位15社の内、補助金を活用したリース導入事例が最も多い
(※2:補助金採択実績:222件 ※2023年12月現在の法人向け省エネ・再エネ補助金採択件数)
エコ・プラン:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位30社の内、エネマネ事業者に該当し、サイト内に「採択件数」と「過去に採択された実績のある補助金の情報」が記載されている
※3:エネルギーの計測や見える化等の機能を備えた設備
※4:2024年3月時点