先進的省エネルギー
投資促進支援補助金
B区分(オーダー
メイド型事業)とは
どのようなものか

SIIに登録・指定された省エネ設備でなくても申請できるのが、先進的省エネルギー投資促進支援補助金B区分のオーダーメイド型事業です。 自社だけの特注にも補助金を利用できるので、独自の省エネ設備を導入したいという場合におすすめです。B区分のオーダーメイド型事業について解説しているので参考にしてください。

自由な設計ができる
オーダーメイド型事業

SIIの設備でなくてよい

使用目的に合わせオーダーメイドで自由な設計をしてよいのが「先進的省エネルギー投資促進支援補助金B区分」です。SIIがあらかじめ認めた設備でないと申請できないA区分やC区分と違い、B区分は要件を満たしていれば、オリジナルのどんな省エネ設備でも申請できるのが特徴です

自由に設計できるB区分ですが、それだけ補助金が採択されるのも難しくなります。省エネ設備の技術的な知識や経験が必要なので注意しましょう。

補助率と限度額

B区分の補助率は、中小企業で2分の1、大企業で3分の1となっており、補助金額は100万円から15億円の範囲であることが定められています。この補助金は基本的に1年度内を対象としていますが、やむを得ない事情がある場合2~4月など年度を超えての工事にも対応しています。

参照元:環境共創イニシアチブ(https://sii.or.jp/cutback03/overview.html)

申請の要件や注意事項

省エネ効果の要件

B区分申請のエネルギー効果の要件は、省エネ率が10%以上、省エネ量が700kl以上、エネルギー消費原単位改善率が7%以上となっています。また、導入後1年間のエネルギー使用量と省エネ効果を報告することも必要です。

現在の設備をオーダーメイド型の省エネ設備へ変えることにより支援を受けることができますが、1年間にわたる報告の結果が基準に届かないこともあります。この際にはどうなるかということも確認しておくことが必要です。

自由な設計で申請しやすいB区分ですが、多様なチェックがあるということを確認しておきましょう。

参照元:環境共創イニシアチブ(https://sii.or.jp/cutback03/overview.html)

設計図書のある省エネ
設備であること

B区分で注意しておくポイントは省エネ設備の設計図書が必要ということです。設計図書とは、必要な図面に仕様書が含まれているもの。仕様書は具体的な工事方法が記されており、施工の原図になる大切な部分です。

設計図書は設計図と言葉は似ていますが、違うものであることを確認しましょう。他にもB区分には多くの注意事項があるので、申請の際は確認が必要です。

指定の機器1台からでも申請できるC区分

C区分は補助的な省エネ機器に対して支援される

C区分は、主な省エネ設備を補うユーティリティ設備や生産設備に対して支援される補助金です。注意点はSIIがあらかじめ指定している機器を対象としていること。

産業ヒートポンプや高効率空調機、プレス機や印刷機械など多くの省エネ機器から選ぶことができ、あらかじめエネルギー効率が計算されているので採択されやすくなっています

またC区分は対象機器1台からでも申請が可能です。他の区分と組み合わせての申請もできるので、複数機器の補助金を得たいという方はチェックしましょう。

A区分、B区分、C区分の
組み合わせも可能

オーダーメイド型であるB区分の申請は、A区分やC区分の省エネ設備と組み合わせて申請することもできます。自社だけのオーダー設計設備だけではなく、SIIで認められた省エネ設備を導入することにより、会社の全設備に対して補助金が支給される場合もあります。

組み合わせ申請の条件は、各設備の省エネ効果の合算値が、B区分の省エネ効果の要件を満たしていることです。

企業向け省エネ補助金
一覧サイト「エネフルNavi」

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