自然に囲まれたゴルフ場やスキー場は、意外に多くのエネルギーを消費しています。本記事では、ゴルフ場やスキー場のエネルギー消費の特徴と、有効な省エネ対策について解説します。
緑や真っ白の雪に囲まれたゴルフ場やスキー場は、エネルギー消費が少ないというイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、ゴルフ場では電動ゴルフカートやクラブハウスの空調など、多くの電気エネルギーが消費されています。スキー場においても、ゴンドラリフトの運用や、近隣のホテルなどの宿泊施設で大量のエネルギーが消費されています。
ゴルフ場、スキー場ともに、利用客の減少による経営難に悩む経営者が増えているそうです。利用客が減っても、設備の運用に必要なエネルギー消費量は大きく変わらないため、利用料金や宿泊料金の値上げを余儀なくされるケースがあります。海外のスキーリゾートでは、実際に値上げを行っているところもあります。
太陽光発電システムを導入し、再生可能エネルギーを活用することで、大きな省エネ効果が期待できます。ゴンドラリフトの運転やクラブハウスで使用する電力を太陽光発電でまかなう取り組みは、多くのスキー場やゴルフ場で実施されています。
宿泊施設やクラブハウスでは、利用客が快適に過ごせるよう常に空調を運転しています。空調を止めると利用客に影響が出るため、運転した状態で省エネを実現できることが重要です。省エネ機能を搭載した空調に切り替えることで、電力の消費を削減できます。
宿泊施設やクラブハウスのシャワールームでお湯を沸かすボイラーも、多くのエネルギーを消費します。重油を燃料とするボイラーが主流ですが、木製のバイオマスボイラーを使用する設備もあり、導入することでCO2の排出削減が可能です。災害時にバイオマスボイラーが正常に稼働できない場合に備えて、LPガスボイラーも設置することで、非常時にも安定した稼働が見込めます。
太陽光発電で余った電力を、蓄電池システムに蓄電して夜間の電力供給などに活用します。太陽光発電システムと合わせて導入すれば、さらなる省エネを実現することができます。
ゴルフ場で刈った芝や、レストランで出た食品残渣を「バイオコンポスター」という堆肥システムで堆肥化して再利用しているところもあります。堆肥化された生成物は肥料として土に還せるだけでなく、廃棄コストの削減にもつながる点がメリットです。
使用電力を再生可能エネルギーに切り替える取り組みは、多くのゴルフ場やスキー場で進められています。今後もさらに多くの施設で導入が進むでしょう。
太陽光発電システムの導入をはじめ、再生可能エネルギーシステムの導入には、補助金を利用できる場合があります。できるだけ自己負担の少ない導入を目指すために、ぜひ補助金を活用しましょう。
以下のホームページでは、省エネ対策で活用できる補助金について詳しく解説しています。導入を検討されている事業者の方は、ぜひ参考にしてください。
採択率・採択数が多い省エネ補助金コンサルティング会社
どんな補助⾦が
良いのかを
最初から
相談したいなら
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リースもしながら
省エネ補助金を
受けたいなら
特徴
並行してエネマネも
考えていきたいなら
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【選定条件】
豊国エコソリューションズ:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に
公式HPが表示された上位30社、「補助金申請のサポート」、「省エネ計画の立案」の両方に対応しており、採択実績・採択率が唯一記載されている(※1:採択率94% 平成28~令和2年9月時点)
みずほ東芝リース:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 リース」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位15社の内、補助金を活用したリース導入事例が最も多い
(※2:補助金採択実績:222件 ※2023年12月現在の法人向け省エネ・再エネ補助金採択件数)
エコ・プラン:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位30社の内、エネマネ事業者に該当し、サイト内に「採択件数」と「過去に採択された実績のある補助金の情報」が記載されている
※3:エネルギーの計測や見える化等の機能を備えた設備
※4:2024年3月時点