ここでは、鉄道駅におけるエネルギー消費の特徴と、実施されている省エネ対策についてご紹介します。
鉄道では、駅舎内の設備と鉄道の動力源にエネルギーを消費しています。電気のほかに軽油や灯油も空調やディーゼル車の走行に使用しており、割合としては少ないものの、電力に次ぐ動力源となっています。鉄道駅の電気エネルギー使用量の内訳は以下のとおりです(※1)。
「国内旅客輸送機関の輸送量とエネルギー消費量の構成」によると、鉄道のエネルギー消費量は全体の約4%です(※2)。飛行機は機体の大きさや飛行距離の長さから、多くのエネルギーを必要とします。自動車は車種によって燃費が異なり、燃費が悪いとたくさんのエネルギーを消費します。
一方、鉄道は新幹線・地下鉄などの多くが電気を動力源としており、燃料を直接燃焼させる必要がなく、二酸化炭素の排出量も少なく抑えられています。
JR東日本では、「ゼロカーボン・チャレンジ2050」として、列車運転用エネルギーの削減や水素エネルギーの活用、環境にやさしい交通へのシフトを目指しています。2022年からは特定線区への二酸化炭素フリー電気が導入され、2023年に特定路線で燃料電池バスの運行がスタートしました。
2030年までの取り組みとして、駅のホーム・コンコース照明を全数LED化(41.5万台)する計画であり、空調設備の高効率化や再生可能エネルギー電源の開発にも取り組んでいます(※3)。
近畿日本鉄道では、運転用電力と駅舎などでの付帯用電力の削減に取り組んできました。省エネ車両の導入・空調のインバータ化・エスカレーターの自動運転化などを実施しています。消費電力の削減を図るために省エネ車両を導入し、車内で使う照明には5万台以上のLED照明を使用しています(※4)。
鉄道駅では、鉄道の走行・運用と駅舎内の設備に電力や軽油・灯油を使用しています。省エネ対策として、消費電力の削減や再生可能エネルギーへのシフトに取り組んでいる会社もみられます。どのような対策が効果を出しているのか、各社の動向をぜひチェックしてみてください。
次のリンクでは、省エネ対策に役立つトピックを紹介しています。効果的な省エネ対策を考えるために、ぜひチェックしてください。
採択率・採択数が多い省エネ補助金コンサルティング会社
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【選定条件】
豊国エコソリューションズ:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に
公式HPが表示された上位30社、「補助金申請のサポート」、「省エネ計画の立案」の両方に対応しており、採択実績・採択率が唯一記載されている(※1:採択率94% 平成28~令和2年9月時点)
みずほ東芝リース:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 リース」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位15社の内、補助金を活用したリース導入事例が最も多い
(※2:補助金採択実績:222件 ※2023年12月現在の法人向け省エネ・再エネ補助金採択件数)
エコ・プラン:2024年4月19日時点「省エネ 補助金 コンサルティング」とGoogle検索した際に公式HPが表示された上位30社の内、エネマネ事業者に該当し、サイト内に「採択件数」と「過去に採択された実績のある補助金の情報」が記載されている
※3:エネルギーの計測や見える化等の機能を備えた設備
※4:2024年3月時点